代表的な症状を記載しましたので、参考にしてください。
   ただし、独り合点が禁物です。実際の診断は信頼できる眼科医で。

目が痛い(ゴロゴロする)
目に異物が入ったり、目が乾燥したりして角膜(くろめ)に傷ができると目が痛くなります。

目の奥がズキズキする
目に悪いところがなくても目の疲れが原因で目の奥が痛くなることがあります。十分に睡眠をとっても良くならないときは、ぶどう膜炎、視神経炎、脳腫瘍などが疑われますので専門医の診察を受けて下さい。

目が疲れやすい
目の使いすぎ、メガネが合わなくなった場合が多いですが、目の病気が原因のこともあります。

頭が痛い
頭痛が伴う目の痛みは、緑内障の疑いがあります。緑内障であると視力低下も伴います、片目ずつ確かめて下さい。手遅れになると失明することがありますので、なるべく早く眼科医の診察を受けて下さい。

涙が止まらない
涙の排水口(鼻涙管)が狭くなったり、ふさがったりするといつも涙が止まらなくなります。
角膜の傷、結膜炎でも涙が多くで涙っぽくなります。

目が赤い
白目にある結膜の血管が広がった時に目の充血が起こります。充血の原因は結膜炎が多いですが、目やにや異物感が伴います。充血に目のかすみが伴うときは目の中に炎症を起こしている恐れがありますので早めに眼科医の診察を受けて下さい。
また、白目に血がにじんだようになることがありますが、これは結膜の血管が切れて結膜の下に出血が残ったためです。ほとんどの場合は10日前後できれいになります。

まぶたが腫れる
まぶたにはあぶらを分泌する瞼板腺等があり、そこに細菌が感染するとまぶたが腫れます。麦粒腫と言いますが、一般には「ものもらい」と呼ばれています。また、瞼板腺がつまるとまぶたがはれること(霰粒腫)もあます。

目やにがでる
結膜炎がうたがわれます。結膜炎には「細菌によっておこるもの」「ウイスルによっておこるもの」「アレルギ−性」などがあります。角膜に傷がつき視力が低下するもの、うつりやすいものもありますので眼科の診察を受けてください。
目やにはティシュペ−パ−などで拭くようにしてタオルは家族と共有しないでください。

目がかゆい
花粉症やアレルギ−性結膜炎で目がかゆくなります。目を強くこすったりすると目に傷がつくことがありますので、なるべくしないようにしましょう。

目がかすむ
原因としては多くの病気が考えられます。それらの病気の中には早めの治療が必要なものもありますので、眼科医の診断を受けてください。また、両目なのか片眼なのか、遠方を見るときか近方を見るときか、いつからそのような症状になったのか、常に感じるのかなどを確認して下さい。

物が二重に見える
まずは片目をつむるとひとつに見えるか調べましょう。片目をつむってひとつにみえるなら、眼球を動かす筋肉に異常があると思われます。筋肉の炎症や脳の血管の障害等がその原因となり、早めに検査を受けましょう。また、片目をつむっても二重にみえる(物の輪郭がはっきりせずだぶって見える)のは。
乱視や白内障等がその原因として考えられます

暗いところで見にくくなる
白内障が進行すると暗いところで新聞等が見づらくなります。その他には網膜色素変性症等の遺伝的疾患があり、眼科の専門的検査を受けるようにしましょう。

目の前にごみのようなものが飛んで見える
この症状のことを「飛蚊症(ひぶんしょう)」と呼びます。眼球の中にある硝子体と言う液状の組織に濁りや出血がでたために起こります。硝子体の濁りは年齢的な変化で生ずることが多いですが、網膜剥離の前兆の可能性があるので注意が必要です。

文字や線がゆがんで見える
目の奥にあり網膜(カメラのフィルムと同じ役割をしている膜)にむくみや出血が起こっている可能性があります。なるべく早く眼科を受診してください。


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